栽培技術に関するコンサルティングの事例
(その1) 長年原因が分からず、栽培後期に突然黄化し、商品にできず廃棄が繰り返されていた。(水耕栽培、葉菜)原因追求の調査を、水質分析、病原菌、生育障害、システム異常など多方面から検討。調査の結果、井水中に含まれる物質であることが判明。この物質は天然由来であるが、国内では限られた地域にしか知られていない物質。この物質を除去できるシステムの提案を行った。
(その2) 夏になると、発芽後の生育が止まってしまったり、葉の形態が異常になるという現象が起きていた。障害が生育の初期に起こるため、生産量が非常に不安定になっていた。(水耕栽培、葉菜)
形態の詳しい分析を行ったところ、種子の段階で害虫に犯されていることが判明。一般的に全く知られていない害虫を発見。この害虫の防除方法を提案。
(その3) 一般的に病気になるような季節ではないのに、某病気がまん延し、防除を繰り返さなければならなかった(土耕、果菜)
温室の換気を制御しているシステムの異常を発見。不良パーツも交換し、システムを修正。
(その4) 天敵の定着ができず、害虫駆除のために、常に農薬散布に頼らざるを得なかった。(ロックウール栽培、果菜)
栽培システムに問題があり、天敵の世代交代を阻害していた。栽培システムの修正を提案。
(その5) 着果させるためのホルモン散布の為の人手が確保できない。(土耕、ミニトマト)
授粉昆虫の提案、指導。特に、夏期の高温期も使用できる技術を指導。
(その6) 天敵の定着ができず、害虫駆除のために、常に農薬散布に頼らざるを得なかった。(ロックウール栽培、果菜)
高次天敵を発見。高次天敵も含めた総括的な天敵防除の方法を提案。
(その7) 発芽不良。歩留まりが極端に悪くなっていた。(水耕栽培、葉菜)
発芽不良の種子の形態を調査したところ、腐敗していた。過剰な加湿が原因。適正湿度になるように加湿方法を提案。
(その8) 生育ムラによる収量減に悩まされていた。(土耕、根菜)
土壌分析により、土壌の物理的特性の不良を解明し、気相を増やすための土壌改良を提案。
(その9) 高い肥料代を安くしたい要望。(養液栽培)
安い単肥の提案。栽培作物に合った肥料設計をし、単肥による配合方法に変更した。
(その10) 化学農薬散布を止めたい要望。(水耕栽培、葉菜)
天敵等を使用して総合的に防除体系を見直した無農薬栽培を提案。
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